ブログ 「 きよすみ荘」の毎日
新たなクラブ活動が発足しました。 「グランドゴルフ倶楽部」
2022-07-17
こんにちは。支援員の星野です。7月17日(日曜日)ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」で新たなクラブ活動の「グランドゴルフ俱楽部」が発足しました。きよすみ荘の松棟と竹棟の間に広い中庭があります。写真でもお分かりになると思いますが、この広い敷地は、ここ何年も行事には使用していませんでした。せっかくの場所があるので何かできないか?と職員間で考え、「グランドゴルフというスポーツがある」という情報を得ました。さっそく、YouTubeで調べてみました。
グランドゴルフは専用の木製クラブでボールを打ち、スタートからホールポストまでの打数の少なさを競うゲームです。ルールも分かりやすく、初心者から楽しめるスポーツです。今から約30年前の昭和57年に鳥取県で考案されたそうです。担当の支援員が企画・立案、道具の購入、参加者様の募集、規約作り、映像を利用しての事前の説明会、庭の草刈りなど約3ヵ月かけて準備してきました。
久しぶりに晴れた17日(日曜日)、記念すべき第1回目の「グランドゴルフ倶楽部」がスタートしました。最初は打数などは一切気にせず、思いっきりボールを打つことに専念してみました。硬いプラスチック製のボールを木製のクラブで打ってみると「カコーン!」と乾いた音がして、また、手にずっしっと手ごたえがあり、とても気持ちのいいものでした。参加者様は初めての体験でボールを思うように転がせず「もう一回!」「次は狙い通り打ってみる!」など何度もトライされていました。体を動かし、広いグランドを歩くことは体力維持にとても有効な事だと思います。この「グランドゴルフ俱楽部」が盛んになって、いつか、「きよすみ荘杯・グランドゴルフ大会」が開催されると良いですね。
「七夕」
2022-07-11
こんにちは。支援員の星野です。今年の梅雨は約2週間と短く、6月27日には早々と梅雨明け宣言が発表されました。暑い毎日が続いていますので、ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」では、職員が入荘者様に熱中症や脱水症の防止の観点から、居室内では適切にエアコンを使用していただく事、また、こまめに水分補給をして頂くようお声掛けをさせていただいています。
7月に入り、きよすみ荘に七夕用の笹竹が2本届きました。事前に入荘者様と職員が七夕飾りの準備をしておいたので、皆でさっそく飾り付けを行いました。折り紙を使った多くの作品を飾り、また、短冊に願い事を書いて笹竹に吊るしました。入荘者様と職員との共同作業はとても楽しいものです。戦争のない世の中になって欲しい、いつまでも元気に過ごしたい、感染症が無くなって欲しい、家族が健康でいて欲しい、等様々な願い事がありました。多くの飾り付けの重みで2本の笹竹は大きく垂れさがっていました。笹の良い香りが1階ロビーを素敵な空間にしてくれていました。
7月7日の「七夕」が終わった翌日には、笹竹を細かく分けて、入荘者様にご自身が書いた短冊付きの笹を持ち帰っていただき、居室に飾っていただいています。
畑仕事
2022-07-01
初めまして、新人スタッフの”M”です。同僚職員の星野支援員に教わりながら、これからブログをアップしていきたいと思います。
現在きよすみ荘では、中庭を利用し畑で野菜作りをしております。
ベテランの利用者様に教えて頂き、毎日奮闘している”M”です。
最初の頃は「私、畑仕事なんかしたことがありませ~ん」と叫んで皆様を困らせていました。
現在は「暑い!倒れる!お肌にシミができっちゃうぅぅぅ」とまだまだ皆様を困らせています。
4月に入社し、何と体重が 4キロ も減りました。
でも お腹はポッコリです
本日 13時で 38.6℃ 予報では15時位に 40℃になるらしい。
熱中症対策をしながら、皆様と野菜作りをして、秋には、焼き芋を食べるぞ!!!
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
2022-06-27
こんにちは。支援員の星野です。ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」には、いたるところにお花が飾られています。毎月20日頃にお花屋さんからお花がたくさん届き、職員が花瓶に生けて1階受付、1階ロビー、食堂前などに配置します。お花屋さんの配慮によりユリの花は蕾(つぼみ)のまま届けられ、数日後に花びらが咲くようになっています。お花が飾られると「きよすみ荘」はとても華やかになります。また、気持ちが落ち着くと言われる入荘者様も多くいらっしゃいます。
お花は入荘者様と職員の会話にも花を咲かせてくれます。「私はユリの花が大好きなの。食堂前に飾られている綺麗なユリの花を見るのが楽しみで、食事の時間が待ち遠しいの!」(Nさん80代女性)。1階受付前に飾られたシャクヤクとユリを見ていた入荘者様は「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花と言うことわざ知ってる?姿が艶やかで魅力的な美人の形容なのよ。」(Hさん・70代女性)「知りませんでした。教えて頂いてありがとうございます。勉強になります!」こんな日常のやり取りも職員にとっては大切な経験です。人生の先輩方から多くの事を学ばせていただいています。
花瓶のお花は定期的に職員が水を交換して、約2~3週間きよすみ荘を素敵な空間にしています。お花が枯れてくる翌月10日頃になると、「生け花クラブ」が開催され、参加者様の力作が新たに1階ロビー飾られるので、再びお花のある空間が再現されます。1年を通してきよすみ荘はお花が飾ってあるので、お寄りの際はこんなところもご覧になっていただければ幸いです。
ノロウイルス感染症対策研修「嘔吐物の処理」の実習をしました。
2022-06-27
こんにちは、支援員の星野です。先日、職員によるノロウイルス発生を想定した「感染症対策研修」を行いました。ノロウイルスとは食中毒や胃腸炎の原因となるウイルスです。感染者の症状は非血性下痢、嘔吐、胃痛の症状がおこることが特徴です。介護施設などで集団食中毒が発生した、とニュースで見かけることがあります。調理器具の殺菌・手指消毒などを心掛けて食中毒を発生させないことが一番大切ですが、ノロウイルス感染による突然の嘔吐が起こった場合に、職員が落ち着いて処理作業が行えるように日頃から訓練しておくことはもっと大切であると考えています。
事前にマニュアルや映像を何度も確認して研修に臨んだのですが、いざ職員の前でやってみると思うように体が動きませんでした。また、様々な意見が出ました。例えば、膝をついて嘔吐物を回収するとズボンが汚染してしまう、ゴミ袋はもっと大きい袋を使った方が回収したものを入れやすい、処理係と避難誘導係と介助する係を明確に分けた方が行動しやすい、など現場でなければの意見交換ができました。常時このような事態が起こるかもしれないと準備をして業務に当たらなければならないと感じています。