ブログ 「 きよすみ荘」の毎日
ノロウイルス感染症対策研修「嘔吐物の処理」の実習をしました。
2022-06-27
こんにちは、支援員の星野です。先日、職員によるノロウイルス発生を想定した「感染症対策研修」を行いました。ノロウイルスとは食中毒や胃腸炎の原因となるウイルスです。感染者の症状は非血性下痢、嘔吐、胃痛の症状がおこることが特徴です。介護施設などで集団食中毒が発生した、とニュースで見かけることがあります。調理器具の殺菌・手指消毒などを心掛けて食中毒を発生させないことが一番大切ですが、ノロウイルス感染による突然の嘔吐が起こった場合に、職員が落ち着いて処理作業が行えるように日頃から訓練しておくことはもっと大切であると考えています。
事前にマニュアルや映像を何度も確認して研修に臨んだのですが、いざ職員の前でやってみると思うように体が動きませんでした。また、様々な意見が出ました。例えば、膝をついて嘔吐物を回収するとズボンが汚染してしまう、ゴミ袋はもっと大きい袋を使った方が回収したものを入れやすい、処理係と避難誘導係と介助する係を明確に分けた方が行動しやすい、など現場でなければの意見交換ができました。常時このような事態が起こるかもしれないと準備をして業務に当たらなければならないと感じています。
「木下大サーカス」を観てきました!
2022-06-13
こんにちは。支援員の星野です。5月31日(火曜日)に入荘者様と職員で「木下大サーカス名古屋公演」の観覧に行ってきました。名古屋市高齢福祉課より募集があり、ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」で観覧希望の入荘者様を募ったところ、9名の入荘者様が手を挙げてくださいました。
当日の朝は、約600メートル離れた南陽町のバス停から高畑駅行きの市バスに乗り、高畑駅から地下鉄東山線に乗り換え、伏見駅で下車。徒歩10分かけて会場の白川公園特設会場に到着。約1時間30分の長い移動時間でしたが、参加者の皆様は健脚そのもの。3名の職員が同行させていただきましたが、安心・安全に移動できました。11時「木下大サーカス名古屋公演」が予定通りスタート。ホワイトライオン5頭による猛獣ショー、シマウマによるサファリスペクタクル、象さんによるショー、ダブル空中ブランコショー、ジャグリングショー、オートバイショー、そして楽しいピエロのショーと次々と圧巻のパフォーマンスが繰り広げられました。途中、休憩を挟みましたが、あっという間に2時間の公演が終了。入荘者様は入念な手指消毒にマスク着用の上で観覧していただきました。皆様大変喜ばれていました。(会場内は撮影禁止のため、サーカスの写真は掲載いたしません。)
サーカス観覧後は、皆で和食のお店に寄りお昼ご飯を堪能。食後すぐに同じルートを再び1時間30分かけて「きよすみ荘」に16時過ぎに予定通り到着。参加者様のご理解あるきっちとした行動のおかげで、無事にイベントを終えることが出来ました。
この2年間はコロナ感染症予防の観点から、このような企画を予定しては中止になることが繰り返されてきました。入荘者様も久しぶりの団体での遠出の行事で喜んでくださったと思います。またこのような企画があれば、このブログで紹介したいと思っています。
秋葉公園を歩きます。「お散歩クラブ」
2022-05-27
こんにちは。支援員の星野です。今回はここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」のクラブ活動のひとつ「お散歩クラブ」の紹介を致します。
毎月1回、月の中旬の午後にきよすみ荘の北どなりにある「秋葉公園」の周遊コースを散策いたします。普段はきよすみ荘の入荘者様は一人で自主的に散歩をされていますが、このクラブ活動の時は皆様一緒に歩かれています。ゆっくり、のんびり、緑あふれる1周約300メートルの周遊コースを2~3周しながら、おしゃべりを楽しみます。「今日の昼食は美味しかったね~!」「近所のスーパーへこのあと買い物にいかない?」「普段から足腰を鍛えないとね!」など様々です。途中、ベンチに腰掛け水分補給も行い、職員は常に2人帯同して、安心・安全に帰荘できるよう一緒に歩いています。
不定期ですが、秋葉公園以外にも、もう少し遠くに足を延ばすこともあります。第1班は遠出コース、第2班は秋葉公園の散策コースといった具合に、参加者様にはお体の調子を考えた上でコースを選んでいただいています。昨年は7月に田んぼアートの見学、12月に秋葉神社の参拝に行きました。令和4年度も今後、様々な企画をしていく予定です。
5月5日は「こどもの日」なので風船バレーをしました。
2022-05-11
こんにちは。支援員の星野です。5月はいいですね。暑くもなく寒くもなく、暖房も冷房もいらず……。爽やかな気候に誘われて、多くの入荘者様がきよすみ荘の隣にある秋葉公園を散歩されているようです。新緑の中を歩くことは、気分のリフレッシュや足腰の鍛錬にもなるのでお勧めです。
5月4日(水曜日)は”菖蒲湯(しょうぶゆ)”を入荘者様に楽しんでいただきました。菖蒲湯は体をいたわるだけでなく、厄除けの効果や子供の成長を祈る為の行事です。リラックス作用や血行促進が期待できるほか、肩こりや腰痛予防にも効果があると言われています。浴室内は良い香りがしていました。
翌5月5日(木曜日)の午後3時、毎日のゴミ回収の時に何故か風船が数個ありました。一人の職員が入荘者様に“ポ~ン”と風船を打ったら、その風船がまた“ポ~ン”返ってきて打ち合いになったところ「自分もやりたい!」「私も混ぜて!」と大盛り上がりになりました。せっかくだから、椅子を並べて”ま~るく”なってやってみようとなりました。同時に2個の風船を上げての打ち合いは出来たようですが、同時に3個は途端に難しくなったようです。「じゃあ、1個の風船を落とさずに何回打てるだろう?」2名の職員と3名の入荘者様の計5人で「目標50回!」1から数字を数えて、回数が増えるごとに掛け声は大きくなっていきます。「さんじゅう~!」「よんじゅう~!!」「あと少し~!!!」「あ~っ!!惜しい!!!」 結果は44回でした。全員童心に帰ったようでした。 「こどもの日」のひとコマでした。
令和4年度「きよすみ荘輪投げ大会」スタート!
2022-05-06
こんにちは。支援員の星野です。今回はここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」で2か月に1回のペースで行われている「きよすみ荘輪投げ大会」の様子をお伝えします。
令和3年度に続いて4月24日(日曜日)令和4年度の輪投げ大会が改めてスタートいたしました。女性、男性の入荘者様計10名が参加。今回の輪投げ大会を機に初めて輪投げを始めた方が数名いらっしゃいました。毎週土曜日、日曜日に集会室にセットされた輪投げ台に何度も練習をされていました。体を動かしながら皆様と一緒に過ごすなど、交流の場になっています。的棒に入った輪の合計点を計算するので、頭の運動にもなっています。初参加の方は少し緊張されていたようですが、いざ「輪投げ大会」がスタートしたら、ワイワイガヤガヤと楽しそうにされていました。1点~9点の的棒に輪を9投×3セットの合計点を競いますが、得点の高さよりも健康に体を動かすことを第一の目的にしていますので、数名分用意させていただいた参加賞の景品は「くじ引き」で決めることになっています。ティッシュペーパーや洗剤などの日用品が入っていて皆様に喜ばれています。
4月の第1回から2か月に1回(偶数月)に行われ、来年2月の第6回が行われた後、6回分の合計を出して、年間上位者を表彰いたします。昨年度は上位3名とも男性が占めましたが、この4月は2位に女性の入荘者様が入りました。今後の「きよすみ荘輪投げ大会」に注目です。(輪投げ大会ではマスクの着用、手指消毒の徹底、大声の禁止など感染症対策を行っています。)