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ブログ 「 相談支援事業所かくれんぼ 」の毎日

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障害者週間

2020-11-30
晩秋の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。新型コロナウイルスの感染拡大がみられており、今後の政府の対策や動向が気になるところです。ところで、12月は障害者週間があります。趣旨は平成16年6月に障害者基本法が改正され、それまで12月9日を「障害者の日」と定めていた規定から、12月3日から12月9日までを「障害者週間」と定める規定へと改められました。12月9日は、昭和50年(1975年)に「障害者の権利宣言」が国連総会で採択された日であり、国際障害者年を記念して、昭和56年11月28日に国際障害者年推進本部が12月9日を「障害者の日」とすることに決定しました。その後、平成5年11月に心身障害者対策基本法が障害者基本法に改められた際に、12月9日を「障害者の日」とすることが法律にも規定されました。
一方、12月3日は、昭和57年(1982年)に「障害者に関する世界行動計画」が国連総会で採択された日であり、これを記念して平成4年(1992年)の第47回国連総会において、12月3日を「国際障害者デー」とすることが宣言されています。「国際障害者デー」である12月3日から我が国の「障害者の日」である12月9日までの1週間については、平成7年6月27日に障害者施策推進本部が「障害者週間」とすることを決定しています。
今回の障害者基本法の改正により、「障害者の日」は「障害者週間」へと拡大され、これまで障害者施策推進本部決定で設定されていた「障害者週間」も法律に基づくものとなりました。
今年はコロナ禍の影響でイベント等は控えるようです。皆様の更なるご活躍とご発展をお祈り申し上げます。

 

コロナ禍の影響による障害者雇用の懸念

2020-10-30
10月に入り大分過ごしやすい季節となりました。9月は障害者雇用支援月間と紹介しました。実際の雇用状況をみると直近の障害者雇用者数、雇用率はともに過去最高を更新しています。障害者数自体も増加していますが、人手不足や法定雇用率の引き上げもあり、障害者雇用は浸透しつつあります。ただ、現下のコロナウイルスの感染拡大が、今後の障害者雇用にも影響を与える可能性があります。障害者雇用は景気の影響を受けにくいとされていますが、雇用者数の前年増減比をみると、就職氷河期やリーマンショックなど景気低迷期は増加ペースが低下あるいは減少に転じています。もちろん、一般事業者の雇用の落ち込みはより深刻です。新型コロナウイルスの感染拡大により多くの企業の働き方が変わりました。コロナ禍は、満員電車に乗れない、会議室やオフィスに人が集まれないなどの疑似的な「障害」を社会全体に生み出したと言えます。そして、それらを解決するために時差出勤やテレワーク等を導入した企業も多いです。こうした取り組みは、障害者の就労支援にもつながります。障害者を含めた、誰もが働きやすい環境の整備は、企業にとって多様な人材の確保や危機管理の面でも重要です。コロナ禍をきっかけに、企業には障害者雇用の取り組みのさらなる深化を期待したいです。

障害者雇用支援月間

2020-09-21
朝・夕は大分涼しくなってきましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか。9月は独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構が障害者雇用支援月間としています。障害者の職業的自立を支援するため、厚生労働省や都道府県と協力して様々な啓発活動を展開しているようです。近年、「人材確保」や「企業のCSR(企業の社会的責任)」への関心の高まりなどを背景として、障害者雇用に積極的に取り組む企業が増えているようです。相談支援専門員としても就労支援を行っていきたいです。

就労継続支援C型

2020-08-27
残暑が続きますが、暦の上ではもう秋です。皆様にはお変わりなくお元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。障害福祉サービスの就労継続支援には雇用契約を結ぶA型事業所と柔軟な通所計画が組めるB型事業所の2種類があります。ただ、特にB型では利用者の目的(リハビリから居場所まで)がかけ離れていることが問題になっています。そこで非公式ながら、就労継続支援C型という新たな概念を生もうという働きがごく一部で興っています。政府公認ではありませんが、就労継続支援にもう一段階追加することで幅広い目的に沿えるのではないかというのが主旨です。提唱者である岩上洋一氏によれば、就労継続支援C型のCにはコミュニティという意味も込められているそうです。就労継続支援C型で注目したいのは、コミュニティに重きを置いた理念です。B型は目的こそ「一般就労の難しい障害者が就労への訓練をする」というものですが、事業所の皆が皆それに従って動いている訳ではありません。「最後の受け皿」「第二のおうち」として安穏とした毎日を望み、就労は二の次とする事業所も結構あります。B型が抱える問題点の一つに、利用者同士の意識差・温度差が挙げられます。一般就労を目指す人と一生B型で作業するつもりの人が同じメンバーとして作業するので、なかなか疲弊します。そこで、就労への意志が希薄な人はC型で地域とのコネクションに専念して貰えば、B型本来の役割も果たせるのではないかと思います。就労の意志が弱くとも、障害者と地域の橋渡しに貢献できるという偉大な可能性も残されます。B型にも就労の訓練として利用する人の比率が高まるので、より高度な仕事の受注もしやすくなるのではないでしょうか。作業レベルや工賃も少しは上がるので、B型にとってもプラスになると思われます。非公式なので近隣の社会資源にはありませんが、今後が楽しみです。まだまだ暑い日々が続くようです。ご自愛下さいませ。

祝日のない月

2020-06-30
梅雨の候、平素は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。6月も最終日を迎えました。6月に何か違和感を感じました・・・。6月は唯一、国民の祝日がない月でした。人気まんが「ドラえもん」の作品の中でも、6月に国民の祝日が一日もないことを嘆いたのび太君に、ドラえもんが「日本標準カレンダー」という道具を使い、日本中のカレンダーを好きに変えられることにしました。6月2日を誰も働いてはいけない「ぐうたら感謝の日」と定めました。その結果・・・。そもそも日本の祝日は少ない国なのかというと、現実は逆のようです。2020年は18日の祝日があります。数だけだとインドやコロンビアと同じで世界で一番多い国です。ちなみにアメリカは10、ドイツは9など「10前後」が多いようです。日本は世界的にも祝日が多いようです。しかし、日本の有給休暇の消化率は世界的にも最低水準なのは有名な話で、たくさん休めているという実感には乏しいようです。働き方改革での有給休暇の取得など変化はあるものの、祝日が多いことで逆に有給の取りにくさや長時間労働につながっているのではないかとの意見もあります。ちなみに私は6月に数日の有給休暇を取得しましたが・・・。コロナ禍の影響で働き方、生活様式など今後様々な変化に対応していく必要があります。今年もはや半分が過ぎました。残りの半年が皆様にとってよりよい歳月であることを祈っております。
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